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茜色の出口

相変わらず落ち着かない日々です。年内に静かに深呼吸できたらいいなと、そんなことを思いながら過ごしています。息抜きにnoteを眺めると、ここも文化の場ではなくSNSなんだなぁと、しみじみ感じます。何かに目を向けている間は、自分を見なくて済む。...
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崩れるとは整うこと、なのかもしれない

いろいろと大変な日々です。今年は4月から自分のことに力を使うことにしました。もう大人なのだから、みんな自分のことは自分でできるはずです。手を引いた途端、自分が支えてきた周囲が一気に崩れました。手を引くといっても、精神的なフォローやトラブルの...
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透明な時間

noteでの連載をやめて、10日ほどが経ちました。自サイトの立ち上げは、予定より少し遅れています。人は、いろいろとよく見せたがるものです。サイトも、整えて、飾って、気づけば——説明だらけの小説みたいになっていく。だから、三度、作ったものは捨...
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お引っ越し

小説やエッセイの連載を、noteから自分のサイトに移行することにしました。小説も前半のピークまでは公開できたからちょうどいい機会かなとも思って。noteでの管理、正直なところ、ちょっと大変。画像を整えて、タグをつけて、リード文を考えて……本...
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ねえ、これ、コーヒーのお皿だよ

たまには、俺が作るよ。そう言って台所に立つと、子どもが「パパすごーい」って笑ってくれる。なんだか、ちょっと誇らしい。ジュージューって音がして、ソースの香りが立ちのぼって、なんだか料理って楽しいな、って思う。皿に盛りつけて、どや顔で出した。「...
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感情になる手前で

裏通信 第4回目執筆は、ようやく8月下旬分まで終わりそうです。季節に合わせて書いていきたいと思っているのだけど、こうも暑い日が続くと、秋がどんな匂いだったか思い出せなくて。ちょっと困っています。リアルタイムで書くのも手だけど、週4更新はさす...
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年に3回、焼きそばだけ。

《「パパすごーい」って、子どもが笑う。たまの焼きそばに、拍手が起きる。でも、365日のごはんを作ってる私は、だれにも、何も、言われない。》「たまには俺が作るよ」って、台所に立つ夫。鉄板の上で焼きそばを炒める姿に、子供は「パパすごーい」って言...
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読まれない小説の話

連日、35度を超える日が続いている。エアコンの効きが悪い部屋で、自分の小説を確認する。……相変わらず、ほとんど読まれていない。うん、知ってる。"夏だから暑い"のと同じレベルで読まれない。実際、素人の小説を読むとしたら──それも、いわゆる“ラ...
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ビールは冷蔵庫の奥

《何気ない日常の中で、言わなかったこと、言えなかったこと。手伝わない彼と、何も言わない私のあいだに、今日もテレビの音が流れている。……ビールは、冷蔵庫の奥にしておいた。》ごはんを食べ終わったあと、テーブルの上には、使い終わった皿とコップが残...
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角砂糖が崩れるとき

《雨の日って、なんとなく心までどんよりしてしまいますよね。洗濯物が乾かない、部屋がジメジメする。そんな“湿った気持ち”のまま、書いてみました。》厚い雲が、空を重くする。洗濯物が乾かない。一応、乾いてはいるのだろう。でも、さっぱりしない。タオ...